愛は要らないけど愛されたい




「だからー俺、お前のこと、愛してるんだんだよ
 結婚しようぜ、絶対うまくいくから。」



その瞬間、うれしくなかったといったら嘘です。
うれしかった。
出会って一日しかたっていない男からの直球プロポーズ。
とっくに、結婚への夢など無くしていましたが、
誰かが自分を求めてくれることがうれしかったのです。

(まじめなわたしの不まじめな愛情 山田あかね 徳間書店)












付き合うつもりは皆無だけど
好きになられたいし告白されたい。

あるいは告白されたから付き合う。
現代女性は 承認に飢えている。 認めてもらうことが足りなくて 満たされない。 だから、告白してくれたから付き合う、っていう 別の意味での告白してくれたから…という話が聞かれる。


好きだからとか好意があったからとか
じゃなくて、好きって言ってくれて自分を認めてくれたから。











求められたい。認められたい。必要とされたい。
他人を自己承認の道具としか見ていない。

いま、自己肯定感をもてない人たちがあきらかに増えていて

子どもだってそうだ。 子どもの幸せじゃなくて自分の女性としての 価値をあげてくれる道具に過ぎない。




>>


「既婚者は独身に対して気を使うし、子持ちは子なしに対して気を使う。
独身者も結婚生活や子供の話になるとバツが悪そうです。
お互いにけん制し合い、ミエを張り、妬み合います」
  

「子育ては必ずや自分に何かをもたらしてくれるはずだ」と思い込んでいると、
どうしたって見返りを求めてしまうから辛いだろうな


>>



女性の幸せの価値観が過渡期だからなのかもしれないが
満たされない思いが女性に蔓延している。
ただでさえ、「自分はかわいそう」という被害者意識を持ちやすい女性が さらに自分だけが不幸だという思いを抱えている。
だから、まず自分をどうにか満たそうとする。

友達も子どもも恋人も、全てが自分を満たす道具になってしまう。


これは結局、自分を不幸にするだけなのでは。


そして、本来なら受け入れなくてもいいはずの
DVだったりヒモだったりを受け入れて最終的には傷ついて終わる。


認められないから認められることを求める。


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